「ほうれい線」のケア

「ほうれい線」のケア

若々しい表情に影響を及ぼす「ほうれい線」。

年齢とともにできやすくなります。

できやすい原因・予防・メイク方法をご紹介します。


「ほうれい線」とは・・・

シワではなくほほが垂れてできる境界線です。


鼻の両脇から唇の両脇に伸びている2本の線のことです。これは、ホホが重力に逆らえずに

垂れることでできるホホと唇の境界線で一見シワのように見えます。



ほうれい線ができる原因


ほうれい線ができる原因には、顔のむくみ、乾燥、骨格の歪み、精神的なストレスがあります。


1・顔のむくみ

 運動不足、塩分やアルコールの取りすぎ、冷えなどによって顔がむくんでしまうと、顔の

 血行が悪くなります。すると老廃物が溜まりやすくなり、ほうれい線ができやすくなって

 しまいます。また、むくみが繰り返し起こることで肌のハリがなくなり、重力によって肌

 が下に垂れてしまいほうれい線が目立ちやすくなります。


2・乾燥

 お肌が乾燥してしまうと、よく動かす目元や口元に大きなシワができてしまいます。

 そして、このシワは皮フの深い部分にまで残ります。この乾燥により年齢や肌室に関係

 なく引きおこされてしまいます。


3・骨格の歪み

 仕事でデスクワークが多い人は姿勢が悪くなりやすく、全身の血行も滞ってしまいがちに

 なります。身体のすべての機能は何らかの形でリンクしています。中でも猫背の方は、僧坊

 線が弱く顔の筋肉を上に引き上げる力が弱いため、ほうれい線が目立ちやすくなる傾向があ

 ります。ほうれい線と姿勢は関係がないように思われますが、実は深い関わりがあります。


4・表情筋の衰え

 表情筋は筋肉組織で、ずっと使わないと衰えてしまいます。ほうれい線に関わってくる筋肉

 は「イー」と発音した時に使われる筋肉で、この筋肉が衰えるとホホもたるんでしまい、ほ

 うれい線が目立ちます。


5・精神的なストレス

 ストレスがかかるとホルモンの影響を受け、顔の血管が収縮して血行が悪くなってしまいま

 す。血行が悪くなれば、顔のむくみと同じ老廃物が滯って、ほうれい線ができやすい体質に

 なってしまいます。また、ストレスから表情が硬くなり無意識のうちに口角が下がってしま

 います。


予防法


A:舌を回す

 口を閉じて舌の先を歯の表に沿ってぐるりとゆっくり回します。逆回転も行います。

 (20回ずつぐらい)


B:歯ブラシを使う

 歯ブラシの背を上にしてくわえ、ほうれい線の裏側を上から下へ動かします。


C:両側の歯でしっかり噛む

 食事をする時は、左右両側の歯でゆっくり・しっかり噛む習慣をつけます。


メイク方法

 

 メイク前のスキンケアは、保湿がポイントです。洗顔できちんと汚れを落として

 から化粧水、美容液、乳液を使いお肌にしっかり馴染ませてください。

 汚れ落ちの良い洗顔料と言われているものの中には、お肌に必要な皮脂まで奪ってし

 ま乾燥の原因になります。注意も必要です。


▽下地をつける

 

 毛穴カバーに使われる下地は、お肌の凸凹を滑らかにしてくれるためシワを目立たなく

効果もあります。さらにファンデーションを塗った後でも、シワの中にファンデーション

が溜まるのを防ぎます。


▽コンシーラの使い方


 コンシーラをべったり塗ると、かえってほうれい線を目立たせてしまいます。

 少し明るめのカラーで、少量をお肌にのせたら薬指でたたくようにお肌に馴染ませていき

 ます。

 ほうれい線を目立た無くするには丁寧に明るめのオレンジ系がおすすめです。


▽ファンデーションの使い方


 ファンデーションをほうれい線の部分に塗ったら、スポンジでトントンとたたき込んで

 ください。決して厚塗りはしないことが大切です。

 それでもほうれい線が目立っていると感じたら、ハイライトを入れてください。

 パール入りのハイライトを気になる部分に一はけし、光の効果でほうれい線が気にならなく

 なる方法です。影が見えなければ、溝は目立ちにくくなります。


▽メイク直しの方法


 メイク直しをする時にチェックするのは、ほうれい線にファンデーションがよれ込んで

 いないかという点です。メイクは時間の経過とともに崩れ、ファンデーションなどがよ

 れてきます。そのままファンデーションを重ねると厚塗りになります。

 まずティッシュなどでよれた部分のファンデーションを優しく取り、スポンジを使い

 ファンデーションをたたくように丁寧に塗りましょう。

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